京都　すみや亀峰菴の　1月7日 朝食に「七草粥」

お正月の華やぎもひと段落というこの頃、

本日は五節句の中の一つ、「人日の節句」です。

今年一年の無病息災、長寿健康を願いつつ、

おせち料理などご馳走続きだった胃腸を休めるという意味も込めて「七草粥」を食べる日です。

京都では、昔ながらの習慣「七草粥」を食べるお宅も まだまだ多いと思います。

皆様は七草をすべて言えますか？

「なずな・すずしろ・ごぎょう・はこべら・ほどけのざ・せり・すずな」の七種類です。

七草の意味は、

＊せり
新芽がたくさん「せり」あって育つため、「せり」勝つという意味。

＊なずな
通称ぺんぺん草。「撫でて汚れを取り除く」という意味。

＊ごぎょう
ごぎょうとは「人形（ひとがた）」のこと。仏のからだを表すことも。

＊はこべら
繁栄が「はびこる」という意味。

＊ほとけのざ
地面に平らに広がって生える様子が「仏の安座」に見えることから。

＊すずな
蕪のこと。「神を呼ぶための鈴」の意味がある。

＊すずしろ
大根の古名（清白）。「穢れなき清白」を表す。

だそうです。

当菴では、地元の無農薬の七草を仕入れており

本日の朝食でも焼き餅と一緒と添えてお出しし、好評いただきました。

また前日の5日ご宿泊の方には、

家で楽しんでいただけるように七草のお持ち帰りセットをプレゼントしました。

皆様も是非、無病息災を願い七草粥を召し上がってください。