澄んだ空気、清らかな水、京都丹波高原の自然の恵みによって育まれる丹波牛。
丹波の牛たちは清々しい環境の中でストレスなくのんびり生活し、自然の餌を与えられています。
丹波牛は鎌倉時代の文献「国牛十図」にも登場しており、黒毛和種で但馬牛とよく似て、脂の乗り具合が程よく、甘みも感じられ、ステーキやすき焼きとして食べると絶品です。
京野菜、丹波黒大豆など、京都で育まれた農産物の多くは全国でもその名を知られています。
伝統や文化に裏打ちされた食文化の中で、美味しさも品質も他の産地に負けないものを育てあげてきました。
丹波の黒豆は、しわがなく、大粒で柔らかく、風味がよいのが魅力的です。
聖護院蕪や、賀茂茄子でよく知られる京野菜の多くは亀岡の地で育てられており、古くから都の台所としての役割をしておりました。
亀岡の盆地と保津川の水、丹波霧、昼夜の寒暖差が甘みのある野菜をつくります。
そして、自然の豊かさに恵まれたこの地は、良質な米の産地でもあり、毎年、秋には亀岡のいたる所で、たわわに実った黄金色の田園風景に出会えます。
米や野菜は地元の契約農家から取り寄せ、生産者の顔が見えることにより、私たちも安心して、美味しい食材をお届けすることができます。
丹波のはしりもと台所
一歩踏み入れると見覚えのあるはしりもと
どこかモダンな空間。
都の匠、左官職人が手掛けたおくどさんをはじめ、
研ぎ出しの流し台や、たたきの土間など
昔ながらのはしりもと(台所)を 思わせる懐かしい空間。
テーブル席や掘りごたつ、カウンターなど、お席ごとに、設えが変わります。
健やかで幸せな一日のスタートのお手伝いに食材をふんだんに使った、おいしい朝ご飯をご準備しております。「丹波黒豆の黒豆ひじき」「自家製朴葉味噌」など
亀岡は京野菜の産地でもあります。季節ごとの地の恵みを堪能してください。
漆喰のおくどさんで炊いたご飯は格別。何度でもお替りしたくなります。