五月五日 端午の節句に「軒菖蒲」「しょうぶ湯」で邪気払い
京都 すみや亀峰菴の茅葺き門、今年も軒菖蒲で邪気払い。
今日は晴天の空、軒に菖蒲と蓬のお飾りが映えて爽やかな日になりました。
端午の節句には、軒菖蒲やしょうぶ湯で、災厄や邪気を払います。
「軒菖蒲」家に邪気や災厄が入り込むのを防ぐために、菖蒲と蓬を束にして玄関の軒につるします。
また、火事よけの意味もあるようです。
「しょうぶ湯」菖蒲と蓬をお湯に入れて、身体を清め厄を落します。菖蒲の爽やかな香り、身体を温めるはたらきもある薬湯です。
離れの湯 と 山の隠れ湯には、温泉に菖蒲とよもぎを束ねて菖蒲湯をご用意しております。
日本の伝統的な風習は、今ではあまり見られなくなりましが、京都で街中を歩くと町屋や商家で目にすることもあり、京都の伝統を守る町衆の気持ちが伝わります。
すみや亀峰菴でも、京都に残る古き良き風習「折節のこと」を経験していただきたく、お仕度してお客様をお迎えしております。
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