すみや亀峰菴から車で約１時間、美山「かやぶきの里」

美山町には多くの茅葺き屋根の民家が現存しており、日本の風景を楽しむことができます。
伝統的技法による建築など、歴史的景観の保存度への評価も高く、
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。


この「かやぶきの里」では年に２回、
地域住民の火災予防講習と放水銃の一斉点検をされています。

今年は１２月１日に開催され、その様子を見てまいりました。

この防火講習は、2000年5月に美山民俗資料館が不審火で焼失したのがきっかけで、
今では放水の様子を見に、沢山のお客様が訪れます。
今回訪れた時も沢山の観光バスが止まっていました。

放水は約５分くらいのことでしたが、
火に弱いかやぶき屋根を守るために62基の放水銃が設置されており
なかなか見ることができない光景でした。
この訓練があるからこそ、「文化財を火災から守る」ことができるのですね。