徒然日記(ブログ)│京都 湯の花温泉 すみや亀峰菴

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オーストリア ワイナリー紹介 「マーティン&アナ・アンドルファー Martin&Anna Arndorfer」

2019年6月17日

徒然日記

 

 

(写真:アンドルファーの外観 ラベルにも書かれているモチーフがかわいらしい お洒落な佇まい)

 

 

今年は、オーストリアと日本の友好150周年です。

当菴でも、ベーゼンドルファーのピアノコンサートを始め、オーストリアウイークワインフェアなど、オーストリアにまつわる催しを1年を通して行います。

 

今回は、ユルチッチや、シュタイニンガーと同じカンプタルにある、ナチュラルワインの造り手「アンドルファー」を紹介します。

マーティン&アナ・アンドルファーが正式名称で、ご夫婦の名前がそのままワイナリー名になっています。

この辺りのワイナリーは、つながりも強く、ユルチッチのアルヴィン夫妻と共に、自然なワイン造りを探求し、共同でナチュラルのペットナット(軽い発砲ワイン)を作ったこともあります。

また、奥さんのアナさんは、シュタイニンガー3姉妹の次女なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(写真:オーストリアらしいおしゃれな外観と中庭ですが/中に入ると清潔で近代的なセラーが広がります/テイスティングさせてもらったワインはどれも特徴的、中には開栓してから数日経つものもありましたが、まったくポテンシャルは落ちてませんでした)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(写真:畑での説明も、セラーでの説明も、テイスティングでの説明も、マーティンはいつも優しい笑顔です。)

 

 

ブドウ栽培から、発酵、熟成にいたるまで、ほとんどを葡萄の力によるワイン造りを理念とし、人は少しそれを手伝ってあげるのみ。ナチュラルワインはそういった思いのもとに生まれ、まるで動物の子供のような表情を持っているなと感じます。

葡萄の持つ天然の酵母で、自然な温度で、ゆっくりと発酵をはじめ、時折やすみ、そしてワインに変わる。その間、外の空気に触れたままで、独特の風味が形作られ、結果的に酸化にも強いワインになっている。

どのワインも、何ら抵抗なく、ごくごく自然に体に染み込んでいくようで、優しい味わいは、お茶に通ずるところもあります。

彼らのワインには、果汁はグリューナーフェルトリーナーだけど、そこにリースリングの果皮を漬け込むといった、果汁と浸漬果皮が異なるワインを何種類もあります。

「なぜそのようなことをするの?」と訊くと「そのほうが良かったから」という回答
実にシンプルでありながら、葡萄のことを知り尽くしているのだなと実感しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(写真)2016年と2018年に訪問しました。娘さんの成長に驚かされました。

 

 

アンドルファーのワインはonlineshop「柿の花」でご購入も出来ます。

 

 

 

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